ドリームズ・カム・トゥルー初登場週ランキング&全曲紹介

ドリカムがデビューから1年後、5枚目のシングル「笑顔の行方」で1週目18位から2週目10位と8ランクアップ!し、ベストテン初登場した1990.3.1付ランキングです。珍しく本人が主題歌を歌わなかった中山美穂主演のTBSドラマ「卒業」に起用されたのをきっかけに火がつき、10週ランクイン、最高2位2週、年間ランキング10位と大ヒット。90年代ドリカム無双の幕開けといえる1曲になりました。個人的にもドリカムのシングルでは上位に入る好きな曲ですね。前年夜ヒットに初登場し「うれしはずかし朝帰り」を歌っていたのが初見でしたが、歌詞の内容もあり、コミックバンドかいなと気にも留めなかった自分の見る目のなさを反省した次第です。ドラマ初回のオープニングで初めて聴いた瞬間、パワフルなボーカルと洗練されたメロディ&アレンジにひと聴き惚れしました。
それにしてもこの週、20位内に登場している面子が宮沢りえ、牛若丸三郎太、高野寛、GO-BANG’S、田村英里子など、この時期特有というか、逆に世代的にドンピシャな人が集まれば話が盛り上がるのではないでしょうか?笑

さて、そんなマニアックな週に初登場後、着実にランクインを重ねたドリカムですが、5年間で14曲がランクインしました。累積トップの「決戦は金曜日」では3週連続1位のあと2週おいてまた1位に返り咲くなど粘り強い推移を見せ、ベストテン入りはしなかったもののA面以外も有線リクエストにより3曲ランクインするなど、アルバムアーティストならではの一面も覗けます。
出演拒否組が多かったこの時代に、積極的に出演してくれたであろうドリカムに番組側も感謝してもしきれなかったのではないでしょうか。カッコつけずにニコニコしながら3人でミラーゲートから出てくるところを想像すると微笑ましくなりますね。