いきなり最終回の話ですみません。番組が5年延びたテイでこのサイトを作りましたので、どのような放送になったのか、5年前の実際の最終回と比較しつつ妄想してみたいと思います。
1994/9/29放送回では、前週初登場4位だったSMAPが初の1位を獲得しました。いよいよ国民的アイドルとしてブレイクするタイミングですし、最終回の1位として後世に語り継ぐことも含め、文句なしではないでしょうか。2位篠原涼子、3位槇原敬之とは僅差であり、最後までハガキリクエストの重要性を感じさせます。欠席は氷室京介、T-BOLAN、松任谷由実の3組、桑田佳祐と今井美樹は最終回ということで重い腰を上げたと考えます。しかし当日のスケジュールを調べると、まずCHAGE&ASKAですがサンフランシスコにて映画「ストリート・ファイター」記者会見出席…衛星中継やったのか、やれたのか。時差的に会見と被らなかったのか。さらに桑田佳祐は静岡、今井美樹は愛媛でコンサートでしたので、終了後会場から…出てくれただろうか。中継組がいないと本当に寂しい最終回になります。この週は初登場がなく返り咲き2曲のみでランキングの変動は少なかったですが、中継3組出席で結果7組ならば最終回としての体裁も保てたでしょう。
1989/9/28放送回では、前週初登場2位だった工藤静香が4曲目の1位を獲得しました。番組が続けば翌週以降も首位を独走し、通算7週連続1位の大ヒットとなります。当時の彼女の勢いを考えれば、こちらも文句なしではないでしょうか。2位は前週まで7週連続1位だった光GENJIですが、この曲、そこまでのヒットだったかな?と調べてみると、7週連続CDジャケットを変えて発売していました。2022年現在では当たり前になった複数購入商法の走りですね。あ、前年に男闘呼組もB面違い4種でやってたか。話逸れましたが3位以下は2か月以上ランクインしている曲が並び、初登場2曲は欠席と、首位交代以外はランキング的に面白みに欠ける週でしたね。欠席はZIGGY、宮沢りえ、竹内まりや(電話でお詫び出演)、氷室京介の計4組。出席は6組でしたが、ベストテン名物の中継も中山美穂がドラマ収録現場からありましたし、最終回ということでプリンセス・プリンセスも久々に出演しました。
ということで、2つの最終回を比較してみると、1位の入れ替わり以外動きが少ない、ランキング的に似通った週でしたね。どちらもランクインしつつ出演拒否したのは氷室京介でしたが、これも各々スタンスありますからね、仕方のないことです。