恋しさとせつなさと心強さと

紅白歌合戦の出場者が発表されました。毎年謎な選考はありますが、今年でいえば断トツで篠原涼子(28年ぶり2回目)ではないでしょうか。来年以降朝ドラで母親役でも決まっているのか?でもちょっと前に「おちょやん」でおかみさんやってましたよね。あまりに唐突な選出は批判を招くだけなので止めた方が良いと思うのですが、ファンの方は嬉しいだけでしょうからこの辺に留めておき、今回は彼女最大のヒット曲であり、今年の紅白でも歌われるであろう「恋しさとせつなさと心強さと」が初めて首位を獲得した1994年9月22日放送回を振り返ります。

この曲、8月4日放送回で41位に初登場して以降、→圏外(CD品切れか?)→22位→12位→9位→4位→2位、そしてこの週ついに1位に上り詰めました。翌週(最終回)はSMAPに明け渡してしまうのですが、それでも番組が終焉に向かう中でこの上がり方はまさにシンデレラストーリー、新歌姫誕生かと盛り上がったでしょう。お祝いに小室も駆けつけステージをサポートしたことが想像できます。その後歌手としてではなく、女優として成功を収めるところが芸能界の面白さですね。

他の出演者を見ると、相変わらず欠席組が多く、下手をすれば5~10位すべて欠席ですね。ラスト1回前ということで中途半端なスポットライトなどせずに、名場面集などを盛り込んで時間を持たせたのではないでしょうか。